今回は、2021年にオープンした三重県話題の観光施設VISONに行ってみた際の体験レポをまとめたいと思います!
コロナワクチン2回目まで打ったけれど、まだ遠くの観光施設は行きにくい、でも気分転換にどこか行きたい…というわけで、近場でないかと探して見つけたのがこの施設。
敷地面積54ha(東京ドーム24個分 )!めちゃくちゃ広いですね。
なにがあって、どんなことが楽しめる施設なのか、こんなところに注意すればよかった!ということもまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください♪
本記事は2021年12月に訪れた時の情報が元になっています。
店舗情報などが変わる可能性があることを、あらかじめご了承ください。
VISONって何があるの?
さて、まずは何がある施設なのでしょう。
ホテルと温泉と物産館や飲食店がまとまった施設、というのがイメージとして伝わりやすいでしょうか。
VISONはエリアが9つに分かれています。
①マルシェ、②スイーツ、③木育、④本草(お風呂)、⑤サンセバスチャン通り、⑥和ヴィソン、⑦農園、⑧アトリエヴィソン、⑨ホテルという感じです。
ざっくりエリアの解説とおすすめを載せていきます♪
①マルシェヴィソン
まず、マルシェヴィソンは市場ですね。
肉、野菜、魚などの販売、それらを使用した料理が食べられるエリアです。
せっかくなのでおいしそうな人参と卵を買ってきました。
珍しい深海魚を取り扱うお店もあれば、BBQコーナーで自らお肉を焼くスタイルのお店もあって、多くの人でにぎわっていました。
軽トラックマルシェというエリアでは、毎日違うものが販売されるらしく、私が行ったときは焼き芋やピザの販売をしていましたね。
また、このエリアで人気だったのが「わらしべ」のたい焼きです。
東海三県を中心に店舗を構える伊勢志摩発祥のたいやき専門店なんですが、丸っこいフォルムがとっても可愛い!
②スイーツヴィレッジ
ずばりスイーツのエリア!
お店としてはチョコレート、パティスリー、パン屋の三つですが、どれもおいしそうです。
特にチョコレートの専門店は長い列ができていました。
有名パティシエ・ショコラティエの辻口 博啓氏が手がけるパティスリー、石窯パン屋さんとのこと。
どれか一つでも食べたい!というわけで、パンをいただきました♪
選んだのは松阪牛入りカレーパン!
三重県だからって安易?それがいいのだ!うまかったです!
③木育エリア
小さい子供さんがいる家族向けかな?と思って、後回しにしたらじっくり見る時間がありませんでした。無念です。
木でできたアスレチックやおもちゃがあり、木で何かを作る体験もできるそうです。
それだけではなく、珈琲と読書が楽しめるライブラリーカフェもあるとか。見たかったなあ。
大人でも十分楽しめそうですよね。
④本草(お風呂)エリア
メインの目的の一つと言っても過言ではない、温泉!
三重大学とロート製薬の共同研究により実現した「本草エリア」では、72種類の薬草湯を一年を通じて楽しめるとのことで、期待値も高かったです。
5日ごとに薬草湯が変わるらしいので、毎週来ても違う温泉に入れるんですね。
ちなみに、今回はホテル宿泊にお風呂代も入っていますが、お風呂だけ入るのも勿論オッケー。
大人800円、子供(3歳から小学生)400円で入れます。
そのほか、ミスト浴、マッサージなども別料金で受けることができるので、ゆっくり過ごすことが目的ならここで時間を使うのもいいですね。
個人的に、休憩スペースが居心地よくて好きです。
ちなみに、ここに併設している飲食店「笠庵 賛否両論」で夕食にしました。
すだち蕎麦とポテトサラダを頼んだのですが、どちらもおいしかったです!
⑤サンセバスチャン通り
小規模のお店が長屋にずらっと並んでいるエリアです。
ピンチョス、バスクチーズタルト、プリン、和菓子、カフェなど、小休憩にはピッタリですね。
ここでは、お目当ての一つ、プリント―ストを食べました!
伊勢神宮への参拝客が多く訪れる「おはらい町通り」にあるプリン専門店「伊勢プリンの鉄人」をご存じでしょうか?
その2号店がなんとここに!
焼くところはガラス張りなので、タイミングが良ければ焼いているところも見えます。
⑥和ヴィソン
米、味噌、みりん、しょうゆ、出汁など、様々な和の専門店が連なっています。
天ぷら、お寿司、そばなどの飲食店もありました。
他のエリアに比べてお店の数が多い気がします。
小腹がすいてお米のお店でおにぎりを購入。
また、フードコートのような場所もあり、そこでは3ヶ月に1度店舗が変わるそうなので、季節によって違ったものを楽しめそうですよ。
ちなみに、朝食はこの和ヴィソン内にあるかつお節専門店でした。
⑦農園エリア
ここは行きませんでした。
各エリア徒歩で行き来できるのですが、このエリアだけ異様に遠い!
車を使えばもちろん行けるのですが、そこまで元気がなかった…。
なぜなら、ホテル宿泊者用の駐車場が高台にあるから。
まずホテル宿泊者用の駐車場に車を止めてチェックイン、ホテルから出て下ったところに各エリアがあります。
ホームページの地図を見てもらうとわかりますが、ホテルからマルシェヴィソンに行くまでも結構離れているんですよね。
ホテル→農園エリア以外のエリアを歩いて全部回っていたら、ホテルに戻るころにはクタクタでした。
今回は残念でしたが、次こそはここのレストランで食事がしたいです!
⑧アトリエヴィソン
位置的にはスイーツヴィレッジの横です。
食にまつわる道具の博物館、陶器などのギャラリー兼販売もしているようでした。
それほど大きな建物ではなく、落ち着いた雰囲気の小さな美術館のようなところです。
また、同エリアに猿田彦珈琲店があるので、ここでのんびりくつろぐこともできますね。
⑨ホテルヴィソン
ヴィソンには3つのタイプのホテルがあります。
全室から雄大な自然の眺めを堪能できるホテルヴィソン、1棟ごとに違うコンセプトの内装になっている旅籠ヴィソン、木々に囲まれた露天風呂付きのヴィラタイプ、どれも素敵ですよ!
ぜひ公式ホームページをチェックしてみてください。
ホテルヴィソンには巨大アウトドアショップがあり、夫がウキウキでした。
ヴィソン、ここに注意?
概ね満足のいく施設だったのですが、2点だけ行くときに注意、念頭に置いて準備して!ということがあります。
いつ行く?気温に注意!
まず、秋~冬に行く場合はしっかり防寒対策していきましょう!
お店に入れば暖かいですが、一つのエリアが巨大な建物に覆われているわけではありません。
店から店へ移動するときは外、並ぶのも外。一つのお店はそこまで大きくないので、食べるときも外というのは普通です。
行った日は風がビュンビュン吹いていました。もう寒くて仕方なかったです。
逆に夏は熱中症対策が必要になるかもしれません。
「ヴィソンはほぼ外!」と思って準備しましょう。
歩きにくい!砂利道だらけ
公式ホームページには最初にバーンと書いてあります。そのまま載せますね。
VISONではできるだけ山の地形に沿って建物や駐車場を分散させここが一つの村であるかのような施設づくり、自然を生かした風景づくりを大切にしています。施設内は看板を少なくし、明るすぎる照明が素敵な星空を邪魔しないよう照度をおさえております。また駐車場や歩道はアスファルトの舗装ではなく、近くを流れる宮川の砂利を敷き詰めています。VISON敷地内はとても広く、砂利道等で歩きにくいところもございますのでお越しの際は歩きやすいカジュアルな靴をお勧めいたします。
VISON 公式ホームページトップより引用(2021年12月現在)
2022年3月現在、上記の記載はホームページトップからなくなりました。
舗装されたのかと思ったのですが、オンラインショップのVISON体験チケット商品説明にも、同様の注意事項が見られたため、やはり歩きやすい靴と恰好で行くのが無難かと。
砂利道が歩きにくいのと、広いため、カジュアルな靴、動きやすい恰好で行くことをおすすめします。
しかしコンセプトはともかく、最新施設なのに車いすやベビーカーの人にはあまり優しくない作り…。
私は障がいがあって砂利道を歩くのが体に負担なので、余計にそう思えてしまいました。
事前にこうして注意喚起もしてくれてるので、そういうコンセプトの施設なんだときちんと納得して行きましょう。
でも舗装道路にしてくれてもいいんですよって思いました。
きちんと準備して、VISONを楽しもう♪
いかがでしょうか。
事前の準備と体力は必要ですが、ホテルも温泉もお店も、総合してとても素敵なところだと思いました。
次は違ったタイプのホテルにも泊まってみたいところです。
宿泊だと専用の駐車場がありますが、日帰りの場合は駐車料金も事前にチェックしたほうがいいです。
後から知ったのですが、入場の際に車の写真が撮られており、ゲートなし、無人の駐車場、精算の際はナンバープレートの情報がいるらしい…それどんな仕組み⁉
今回はその駐車場を体験できませんでしたが、興味がある方、ぜひVISONのホームページなど見てみてください♪
しかし賑わっているとは言え、人混みがすごくて歩きにくい!とまでは感じませんでしたね。
私が行った頃は、まだオミクロンが流行りだす前でしたが、それでもやはりまだ旅行は…という人が多かったのでしょう。
一日も早く、気兼ねなく旅行に行ける日が戻ってきますように!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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