ハンターカブ必須カスタムのひとつ「シフトガイド」!
今回はバイク初心者、そして指先不器用なもりさんが頑張って装着してみようと思います!
シフトガイドとは
シフトガイドはギアシャフトの根元に取付ける部品のことで、シフトチェンジの際に起こるギアーシャフトのしなりを低減します。
標準で付いていてもよさそうなのになぜ無いのか疑問・・・。
カブのギアシャフトはシフトペダルからクランクケースまでの距離が長く、およそ8㎝あります。シフトペダルを操作するたびに8㎝あるギアシャフトに負荷がかかっており、シャフトがしなってしまうことでスムーズなギアチェンジを阻害することがあるそうです。
長いカブ人生で少しでも余計なストレスを無くしたいと思い取付けを決意しました!
この時点で100㎞ほど乗っていますが、正直ギアの変わりづらさを実感として感じたことはありません。・・・と言いますか初めてのバイクでそういったことがよくわかりません💦
シフトガイドを取付けたあとに変化を感じられるかどうか・・・。もりさんの感性が試されます・・・。
シフトガイド 口コミ
ここで実際にシフトガイドを購入された方の口コミを見てみましょう。
ネットでの評判通りシフト感がカチカチとしっかりした感じがしました。他のメーカーのもありますが、やはりこのメーカーと思い購入しました。予想通りで満足です。
https://item.rakuten.co.jp/moto-occ/32625/?s-id=ph_pc_itemimage
シフトのフィールが明らかに変わります。節度ある感じが極上です。装着して良かったと思える部品のひとつですね。唯一の欠点は 価格が高いことだけです。
https://www.amazon.co.jp/Gcraft-%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88-%E3%82%B7%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%96-%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%88/product-reviews/B09FKRN6M6/ref=cm_cr_dp_d_show_all_btm?ie=UTF8&reviewerType=all_reviews
ホンダはなぜ対策をしないのか?取り付けた後は確実にフィーリングが違ってきた。メーカーが対応していないのはまったくもって不思議です。
https://item.rakuten.co.jp/moto-occ/32625/?s-id=ph_pc_itemimage
シフトガイドの効果としては感覚の部分なので感じ方は人それぞれかなーと思います。それでも取付けてよかった!というコメントが大半を占めていたので期待が高まります!
しかし皆さん気になるのはお値段のようですね。およそ9000円する部品ということで「高い!」と思っている方が多いようです。
実際に取付けてみよう!
事前準備
まずは道具の準備からです。自前の工具類も一切持っていなかったので事前に楽天市場にて工具セットをぽちっ。安物ですが最初の取っ掛かりには充分ではないでしょうか・・・・。
シフトガイドの取付け時にもうひとつ必要になるのが潤滑用のグリスです。こちらは近所のホームセンターで購入しました。
必要工具
まずは工具の確認。必要なものは以下の通りになります。
・スパナ 12㎜
・スパナ 10㎜
・スパナ 8㎜
※スパナはラチェットレンチの方が作業効率が上がります
・六角レンチ 5㎜
・グリース
作業開始!
それでは作業開始です!
手順① エンジンアンダーカバー、ステップ、シフトペダルの取外し
まずはシフトガイドを取付ける際に干渉するパーツを取外すことから始めます。
シフトガイドは下写真の赤く囲った箇所に取付けるのですが、エンジンアンダーカバー、ステップ、シフトペダル(別名:チェンジレバー)が干渉している為、取外す必要があります。
エンジンアンダーカバー取外し
まず最初はエンジンアンダーカバーからです。スパナ(12㎜)を使用して2カ所のボルトを取外します。下を覗きこまないといけないのでだいぶ作業しづらいです・・・💦
2か所ボルトを外し終えたら上の右写真のように下の方に少しずらします。
ステップ取外し
次はステップの取外しです。スパナ(12㎜)を使って4か所のボルトを取外します。完全に外さなくても最大限緩めるだけで作業スペースは確保できるようですが、外してしまった方が断然作業はやりやすいです。(私は外して作業しました)
ボルトを4か所全て外してしまっても、ブレーキペダルやサイドブレーキの配線により下に落ちないので、復旧も全く苦ではありませんでした。
シフトペダル取外し
最後にシフトペダルを取外します。
下写真のボルトをスパナ(10㎜)を使用して取外します。
ボルトを外した後はシフトペダルを手前に引っこ抜けば簡単に外れるのですが、その前にシフトペダルの大体の角度を覚えておいたほうがいいでしょう。(再び取付ける際の目安になります)
シフトペダルを外したら次はいよいよシフトガイドの取付けに入ります!
手順② シフトガイドの取付け
シフトガイドの取付け自体はとても簡単です。気をつけるポイントとしてはシフトガイドの性能を長持ちさせるためにシフトガイドとギアシャフトの接触部にグリスアップすることです。
エンジン側のボルト2本を取外す
シフトガイドを取付ける前に下写真の2本のボルトをスパナ(8㎜)を使い取外します。
グリスアップしたシフトガイドを取付ける
シフトガイドとギアシャフトが接触する部分にグリスアップをしギアシャフトにはめ込んでいきます。先ほど取り外したボルト穴と合う向きではめ込み、付属のボルトをカラーと共に取付けます。(六角レンチ 5㎜を使用)
手順③ 外したパーツを元通りに戻す
外した時と逆の順番(シフトペダル ⇒ ステップ ⇒ エンジンアンダーカバー)でパーツを取付けていきます。
これでシフトガイド取付けは完了です!
取付け後のテスト
早速テストをしてみましょう!
後ろ側「カチッ」 前側「カチッ」
非常にいい感じです。音と共に小気味いいカッチリ感が手の感触からも伝わってきます。
次は走行しながらのテストです。
今までもギアが変わりづらいという実感はあまりありませんでしたので変化を感じられるか心配でしたが・・・切り替わりのカッチリ感が増してる・・・気がする・・・!
感覚の要素が大きく数値化ができないので、あくまで「気がする」というものですが、そう感じることができました。
その後1時間ほど走行する中、信号待ちや軽い渋滞など様々なケースでギアチェンジを行いましたがいずれもスムーズな切替・・・。いい感じです♪
さいごに
実はシフトガイド取付け後にシフトペダルを戻す際、取付けボルトをねじ切ってしまうアクシデントが発生しました。
ボルトの真ん中あたりからきれいにねじ切れてしまいました。完全にトルクの掛け過ぎが原因です・・・。
幸い中に残った片割れでしっかり固定はされているので走行中にシフトペダルが外れる心配はなさそうですが・・・怖いですよね。
一旦は様子見でそのまま乗ることにしました。(1000㎞以上乗っていますがいまのところ変化はありません)
ボルトの締め付け過ぎには注意しましょう・・・。
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