今回は、野田琺瑯の持ち手付ストッカーを紹介します。
ストッカーって、そんなに違う?なんで持ち手付き?使い方が普通のストッカーと違う?と思われるかもしれませんね。
実際に半年ほど使って、よかったところ、いまいちなところ、使い方の注意点、感想をまとめてみたので、次にストッカー、タッパーを買う時の参考にしてみてください!
野田琺瑯のストッカーの良いところ
まずは良かった点からいきましょう。
大きく3つが特に良かった、嬉しいポイントでした。
色移り・匂い移りがない
私がこのストッカーを手に取った一番の理由です。
店頭のポップに「カレーの保存に最適なタッパー」と書いてあって、これだ!と思いました。
色と匂いが気になるものを入れる保存容器を求めていたので、すぐ購入。
実際にカレー、ミネストローネなどを入れてみましたが、色移り・匂い移りともになく、半年たっても綺麗です。
これは表面がガラスというホーローの特性のおかげみたい。
ガラス質は中に入れたものと化学反応を起こさないそうです。
色移り・匂い移りがない=汚れがつきにくい、雑菌が繁殖しにくい素材。まさに食材の保存にピッタリ!
持ち手がついている
2点目は持ち手付きということです。
持ち手がついてると邪魔と思われるかもしれません。
私も最初はどうだろうと思ったのですが、これが役に立っています。
何に役立つかというと、このストッカー、そのまま火にかけられるのです。
余ったカレーやスープ類を入れ、そのまま冷蔵庫へ。
翌日冷蔵庫から取り出し、器を変えずに火にかけ温めます。
実家では、陶器製のストッカーに保存しており、レンジで温めてお皿に盛りつけて、という工程だったので、なんて楽なんだ!と思いました。
火にかけられるのもホーローの特性で、金属をガラス質で覆っている構造だから熱伝導性が良いそうです。
持ち手は、「冷蔵庫へイン。冷蔵庫からコンロで温め」の作業工程にあると非常に便利!
軽い!
最後は軽さについてです。
もともと、私がストッカーに求めていた最大の要素は、「色移り・匂い移りのない」ことです。
そして、私の中でそれに合致する素材はオールガラス製か、陶器製の2択だったんですね。
ホーローなんて考えもしていませんでした。
しかし、店頭で持ち上げた時、それらの素材のストッカーと比べて格段に軽かったんです。
勿論、プラスチック製と比べると若干重いです。
でも思ったほど重くなかったのが、購入の決め手の一つになったのは間違いありません。
普段使いするキッチン用品って、重いと地味に腕が疲れませんか?
普段使いするものは、ストレスフリーに!軽いのは間違いなく楽!
いまいちな点
さて、ではいまいちだった点はあるでしょうか。
個人的に、ココがもう少しこうだったら!と思った箇所が1点あります。
S型は横幅が足りない
ストッカーとして保存するには問題ないのですが、火にかけて温めるときに横幅がほしい。
なぜなら、お玉でかき混ぜにくい!
上記の写真は、お玉でかき混ぜた際の内側の様子です。
上のほうまで汁がついていますね。
あまり沢山詰めると、かき混ぜる際にこぼれると思います。
おそらく丸形Lサイズだと十分な幅があるのでしょう。
丸形Sサイズだと、焦げないようによくかき混ぜたい場合など、少々混ぜにくいです。
Lは横幅があるけど深さはSほどないので、用途と冷蔵庫の容量などをよく考えて両方吟味して!
買う前の注意点について
良い点といまいちな点、いかがだったでしょうか。
最後に、買う前にココは注意しておいたほうがいい、きちんと理解しておくべき!という点をまとめてみました。
強い衝撃・サビに注意
まずはホーローの弱点を理解しておきましょう。
ホーロー は冷却性、熱伝導性に優れ、汚れや匂いも付きにくい長所がありますが、万能ではありません。
弱点は、落下などの強い衝撃と鉄さびです。
表面がガラス質なので、強い衝撃を与えると欠けてしまう可能性があります。
また、すべてをガラスで覆うことはできないため、水分や塩分が残っていると錆びることもあります。
洗った後はきちんと乾かすこと、落下の2点は注意しましょう。
サイズを確認すること
確認するサイズというのは、「冷蔵庫・コンロ・収納場所」のことです。
ストッカーなので適当に入るだろうと思い込んではいけません。
取っ手までちゃんと冷蔵庫や収納スペースに収まるかは事前に測っておくのがおすすめです。
また、私のように最初から「火にかけて温める」前提で取っ手付きを選択する人は、コンロの幅も念のため見て、S型かL型かを決めるといいでしょう。
IH・食器洗浄器・食器乾燥器は非対応
野田琺瑯の他の製品を買っていないので、すべてそうなのかわかりませんが、「持ち手付ストッカー丸型S」はIH、 食器洗浄器・食器乾燥器は非対応と書いてありました。
自分の家で使えるのかをしっかり確認してから買いましょう。
温める際に気を付ける
持ち手部分も琺瑯なので、当然温めると熱くなってそのまま持つことができません。
ミトン必須です。
私は持ち手があることをプラスに捉えましたが、人によっては使い勝手が悪いと思うかもしれませんね。
持ち手は一長一短ということです。
また、「持ち手付ストッカー丸型S」の蓋は「シール蓋」というもので、熱に弱い通常のタッパーと同じようなものです。
そのため、温めの際は必ず蓋を外す必要があります。
うっかり忘れないよう注意しなければいけません。
ちなみに、野田琺瑯のストッカーは種類が豊富で、製品によって蓋が「シール蓋」「琺瑯蓋」「密閉蓋」に分かれます。
買う際は蓋の種類も見て、きちんと製品の使い方を理解して買いましょう。
まとめ
さて、野田琺瑯の持ち手付ストッカーは使いやすいか、使ってみた感想をまとめてみましたが、参考になったでしょうか。
まとめは以下の通りです。
- 良い点は3つ ①色移り、匂い移りなし ②持ち手がある ③軽い
- いまいちな点1つ ①丸型Sはかき混ぜにくい
- 買う前の注意点4つ ①落下とサビに注意 ②各種サイズは事前に測る ③IH、食洗器など自宅で使えるか確認する ④温めの際の用法を確認する
ストッカーとして他と大きく違うのが、「火にかけて温め可能」なところ。
それを念頭に置いて、あとはサイズと使用目的に合わせて持ち手付き・なし、蓋は完全密封がいいかなどを考えて購入するといいです。
ストッカーにしては高い!と思われるかもしれませんが、汚れて菌が繁殖するのも嫌ですよね。
食べるものを保存する容器、ちょっといいものを使うのも悪くない!
ぜひピッタリのストッカーを探してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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